Home > 労働衛生(有害業務) > H18前期-問13

H18前期-問13

特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:適切な健診デザインを行うためには、作業内容と有害要因へのばく露状況を把握する必要がある。

2:有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

3:鉛健康診断や有機溶剤等健康診断においては、有害物の体内摂取量を把握するため、血中や尿中の代謝物等の量の検査を行う。

4:特殊健康診断における尿の採取時期については、有機溶剤等健康診断では、作業期間中の任意の時期でよいが、鉛健康診断では、鉛の生物学的半減期が短いため、厳重にチェックする必要がある。

5:振動工具取扱い作業者に対する特殊健康診断を1年に2回実施する場合、そのうち1回は冬期に行うとよい。

答:4

1:正しい。適切な健診デザインを行うためには、作業内容と有害要因へのばく露状況を把握する必要がある。

2:正しい。有害業務への配置替えの際に行う特殊健康診断には、業務適性の判断と、その後の業務の影響を調べるための基礎資料を得るという目的がある。

3:正しい。鉛健康診断や有機溶剤等健康診断においては、有害物の体内摂取量を把握するため、血中や尿中の代謝物等の量の検査を行う。

4:誤り。特殊健康診断における尿の採取時期については、鉛健康診断では、作業期間中の任意の時期でよいが、有機溶剤等健康診断では、有機溶剤の生物学的半減期が短いため、厳重にチェックする必要がある。

5:正しい。振動工具取扱い作業者に対する特殊健康診断を1年に2回実施する場合、そのうち1回は冬期に行うとよい。

スポンサーリンク

Home > 労働衛生(有害業務) > H18前期-問13

Page Top

© 2011-2023 過去問.com