じん肺管理区分の決定及び通知に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:じん肺健康診断の結果、じん肺の所見がないと診断された労働者のじん肺管理区分は、管理一である。
2:じん肺健康診断の結果、じん肺の所見があると診断された労働者についてのじん肺管理区分は、産業医の意見に基づき、所轄労働基準監督署長が決定する。
3:事業者は、じん肺管理区分の決定の通知を受けたときは、労働者に対し、決定されたじん肺管理区分及び留意すべき事項を通知しなければならない。
4:事業者は、じん肺管理区分の決定に関して労働者に通知したときは、その旨を記載した書面を作成し、これを3年間保存しなければならない。
5:じん肺管理区分が管理四と決定された者と管理二又は管理三で合併症にり患した者については、療養を要するものとされている。
答:2
1:正しい。じん肺健康診断の結果、じん肺の所見がないと診断された労働者のじん肺管理区分は、管理一である。
2:誤り。じん肺健康診断の結果、じん肺の所見があると診断された労働者についてのじん肺管理区分は、地方じん肺審査医の診断又は審査に基づき、都道府県労働局長が決定する。
3:正しい。事業者は、じん肺管理区分の決定の通知を受けたときは、労働者に対し、決定されたじん肺管理区分及び留意すべき事項を通知しなければならない。
4:正しい。事業者は、じん肺管理区分の決定に関して労働者に通知したときは、その旨を記載した書面を作成し、これを3年間保存しなければならない。
5:正しい。じん肺管理区分が管理四と決定された者と管理二又は管理三で合併症にり患した者については、療養を要するものとされている。