ファンに関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:ボイラーの通風に用いるファンは、比較的風圧が低くても、送風量が大きいことが必要であり、さらに、誘引ファンは、摩耗や腐食に強いことが必要である。
2:多翼形ファンは、羽根車の外周近くに短く幅長で前向きの羽根を多数設けたもので、効率が低い。
3:多翼形ファンは、小形、軽量、安価であるが、高温、高圧、高速の送風には適さない。
4:後向き形ファンは、羽根車の主板及び側板の間に8~24枚の後向きの羽根を設けたもので、効率が良く、大容量の送風に適する。
5:ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の平面状の羽根を取り付けたもので、効率は良いが、摩耗や腐食に弱い。
答:5
1:正しい。ボイラーの通風に用いるファンは、比較的風圧が低くても、送風量が大きいことが必要であり、さらに、誘引ファンは、摩耗や腐食に強いことが必要である。
2:正しい。多翼形ファンは、羽根車の外周近くに短く幅長で前向きの羽根を多数設けたもので、効率が低い。
3:正しい。多翼形ファンは、小形、軽量、安価であるが、高温、高圧、高速の送風には適さない。
4:正しい。後向き形ファンは、羽根車の主板及び側板の間に8~24枚の後向きの羽根を設けたもので、効率が良く、大容量の送風に適する。
5:誤り。ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の平面状の羽根を取り付けたもので、効率は低いが、強度があり、摩耗や腐食に強い。