重油の添加剤に関し、次のうち誤っているものはどれか。
１：燃焼促進剤は、触媒作用によって燃焼を促進し、ばいじんの発生を抑制する。
２：流動点降下剤は、油の流動点を降下させ、低温における流動性を確保する。
３：水分分離剤は、油中にエマルジョン状に存在する水分を凝集し、沈降分離する。
４：低温腐食防止剤は、燃焼ガス中のSO3を非腐食性物質に変え、腐食を防止する。
５：高温腐食防止剤は、重油灰中のバナジウムと化合物を作り、灰の融点を降下させて、水管などへの付着を抑制し、腐食を防止する。
答：５
１：正しい。燃焼促進剤は、触媒作用によって燃焼を促進し、ばいじんの発生を抑制する。
２：正しい。流動点降下剤は、油の流動点を降下させ、低温における流動性を確保する。
３：正しい。水分分離剤は、油中にエマルジョン状に存在する水分を凝集し、沈降分離する。
４：正しい。低温腐食防止剤は、燃焼ガス中のSO3を非腐食性物質に変え、腐食を防止する。
５：誤り。高温腐食防止剤は、重油灰中のバナジウムと化合物を作り、灰の融点を上昇させて、水管などへの付着を抑制し、腐食を防止する。