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R4前期-問1

伝熱に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達という。

2:熱伝達によって伝わる熱量は、流体と固体壁表面との温度差及び伝熱する面積に比例する。

3:放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

4:放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の四乗と低温物体の絶対温度の四乗との差に比例する。

5:水管の伝熱面の表面温度は、内部流体温度に近く、特に蒸発管などの水管での熱伝達率は低いので、内部流体温度より約20~30℃高い温度に維持される。

答:5

1:正しい。固体壁の表面とそれに接する流体との間の熱移動を熱伝達という。

2:正しい。熱伝達によって伝わる熱量は、流体と固体壁表面との温度差及び伝熱する面積に比例する。

3:正しい。放射伝熱は、物体が保有する内部エネルギーの一部を電磁波の形で放出し、それが空間を隔てた他の物体面に当たり吸収される熱移動である。

4:正しい。放射伝熱によって伝わる熱量は、高温物体の絶対温度の四乗と低温物体の絶対温度の四乗との差に比例する。

5:誤り。水管の伝熱面の表面温度は、内部流体温度に近く、特に蒸発管などの水管での熱伝達率は大きいので、内部流体温度より約20~30℃高い温度に維持される。

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