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R3後期-問8

ボイラーに使用する計測器に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:ブルドン管圧力計は、断面が真円形の管をU字状に曲げ、その一端を固定し他端を閉じ、その先に歯付扇形片を取り付けて小歯車とかみ合わせたものである。

2:差圧式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。

3:容積式流量計は、ケーシング内で、だ円形歯車を2個組み合わせ、これを流体の流れによって回転させると、歯車とケーシング壁との間の空間部分の量だけ流体が流れ、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

4:平形反射式水面計は、ガラスの前面から見ると、水部は光線が通って黒色に見え、蒸気部は光線が反射されて白色に光って見える。

5:二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

答:1

1:誤り。ブルドン管圧力計は、断面が扁平な管を円弧状に曲げ、その一端を固定し他端を閉じ、その先に歯付扇形片を取り付けて小歯車とかみ合わせたものである。

2:正しい。差圧式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。

3:正しい。容積式流量計は、ケーシング内で、だ円形歯車を2個組み合わせ、これを流体の流れによって回転させると、歯車とケーシング壁との間の空間部分の量だけ流体が流れ、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

4:正しい。平形反射式水面計は、ガラスの前面から見ると、水部は光線が通って黒色に見え、蒸気部は光線が反射されて白色に光って見える。

5:正しい。二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

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