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R3後期-問3

炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち正しいものはどれか。

1:戻り燃焼方式では、燃焼ガスが炉筒後部から煙管を通って後部煙室に入り、別の煙管を通って前方に戻る。

2:燃焼ガスが、炉筒前部から炉筒後部へ流れるその一つの流れを一般に1パスと数える。

3:ウェットバック式は、後部煙室が胴の後部鏡板の外に設けられた構造である。

4:使用圧力は、主として10MPa程度で、工場用又は暖房用として広く用いられている。

5:エコノマイザや空気予熱器を設けることは構造上可能であるが、ボイラー効率は80%までである。

答:2

1:誤り。戻り燃焼方式では、後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻る。

2:正しい。燃焼ガスが、炉筒前部から炉筒後部へ流れるその一つの流れを一般に1パスと数える。

3:誤り。ウエットバック式は、後部煙室が胴の内部に設けられ、その周囲が水で囲まれている構造である。

4:誤り。炉筒煙管ボイラーは、主として圧力1MPa程度までの工場用又は暖房用として、広く用いられている。

5:誤り。炉筒煙管ボイラーには、エコノマイザや空気予熱器を設け、ボイラー効率が90%に及ぶものがある。

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