ボイラーにおける重油の燃焼に関し、次のうち適切でないものはどれか。
1:粘度の高い重油は、加熱により粘度を下げて、噴霧による油の微粒化を容易にする。
2:バーナで噴霧された油滴は、送入された空気と混合し、バーナタイルなどの放射熱により加熱されて徐々に気化し、温度が上昇して火炎を形成する。
3:バーナで油を良好に霧化するには、B重油で50~60℃、C重油で80~105℃程度の油温に加熱する。
4:重油の加熱温度が低すぎると、噴霧状態にむらができ、息づき燃焼となる。
5:通風が強すぎる場合は、火炎に火花が生じやすい燃焼となる。
答:4
1:正しい。粘度の高い重油は、加熱により粘度を下げて、噴霧による油の微粒化を容易にする。
2:正しい。バーナで噴霧された油滴は、送入された空気と混合し、バーナタイルなどの放射熱により加熱されて徐々に気化し、温度が上昇して火炎を形成する。
3:正しい。バーナで油を良好に霧化するには、B重油で50~60℃、C重油で80~105℃程度の油温に加熱する。
4:誤り。重油の加熱温度が高すぎると、噴霧状態にむらができ、息づき燃焼となる。
5:正しい。通風が強すぎる場合は、火炎に火花が生じやすい燃焼となる。