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R2後期-A-問3

炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、良質の水を供給することが必要である。

2:煙管には、スパイラル管を用いて、熱伝達率を向上させたものが多い。

3:ウェットバック式には、燃焼ガスが炉筒の内面に沿って前方に戻る方式のものがある。

4:戻り燃焼方式では、燃焼ガスが炉筒後部から煙管を通って後部煙室に入り、別の煙管を通って前方に戻る。

5:伝熱面積20~150m2、蒸発量10t/h程度のものが多いが、蒸発量が30t/h程度のものもある。

答:4

1:正しい。炉筒煙管ボイラーは他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、良質の水を供給することが必要である。

2:正しい。炉筒煙管ボイラーの煙管には、スパイラル管を用いて、熱伝達率を向上させたものが多い。

3:正しい。ウェットバック式には、燃焼ガスが炉筒の内面に沿って前方に戻る方式のものがある。

4:誤り。戻り燃焼方式では、後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻る。

5:正しい。炉筒煙管ボイラーは伝熱面積20~150m2、蒸発量10t/h程度のものが多いが、蒸発量が30t/h程度のものもある。

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