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R2前期-B-問10

重油燃焼ボイラーの低温腐食に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:軟鋼は、濃硫酸には反応しにくいが、希硫酸には激しく侵され腐食する。

2:金属の表面温度が硫酸蒸気の露点以下になると、腐食量は急激に増加する。

3:低空気比燃焼は、SO2からSO3への転換を抑制して燃焼ガスの露点を上げるので、低温腐食の抑制に効果がある。

4:エコノマイザの低温腐食防止対策として、給水加熱器の使用などにより給水温度を高める方法がある。

5:空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器の伝熱板の材料に、比較的耐食性の良いセラミックスやエナメル被覆鋼を使用する方法がある。

答:3

1:正しい。軟鋼は、濃硫酸には反応しにくいが、希硫酸には激しく侵され腐食する。

2:正しい。金属の表面温度が硫酸蒸気の露点以下になると、腐食量は急激に増加する。

3:誤り。低空気比燃焼は、SO2からSO3への転換を抑制して燃焼ガスの露点を下げるので、低温腐食の抑制に効果がある。

4:正しい。エコノマイザの低温腐食防止対策として、給水加熱器の使用などにより給水温度を高める方法がある。

5:正しい。空気予熱器の低温腐食防止対策として、空気予熱器の伝熱板の材料に、比較的耐食性の良いセラミックスやエナメル被覆鋼を使用する方法がある。

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