ボイラー(小型ボイラーを除く。)の変更検査などに関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。
ただし、計画届の免除認定を受けていない場合とする。
1:ボイラーの据付基礎に変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーを除き、変更検査を受けなければならない。
2:ボイラーの胴を溶接によって変更する者は、溶接部の強度を確認するための機械的試験、放射線検査などが行われるので、溶接によるボイラーの製造時に行われる溶接検査を受けなければならない。
3:ボイラーの過熱器に変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーを除き、変更検査を受けなければならない。
4:所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したボイラーについて、そのボイラー検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行うものとする。
5:変更検査に合格しても、ボイラー検査証の有効期間は更新されない。
答:2
1:正しい。ボイラーの据付基礎に変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーを除き、変更検査を受けなければならない。
2:誤り。ボイラーの胴を変更する者は、変更検査を受けなければならない。溶接部の強度を確認するための機械的試験、放射線検査などは、変更検査の一部として行われる。
3:正しい。ボイラーの過熱器に変更を加えた者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーを除き、変更検査を受けなければならない。
4:正しい。所轄労働基準監督署長は、変更検査に合格したボイラーについて、そのボイラー検査証に検査期日、変更部分及び検査結果について裏書を行うものとする。
5:正しい。変更検査に合格しても、ボイラー検査証の有効期間は更新されない。
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