Home > ボイラーの取扱い(A11~A20) > R1後期-A-問20

R1後期-A-問20

ボイラーの腐食、劣化及び損傷に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:アルカリ腐食は、熱負荷の高いところの管壁とスケールとの間で、水酸化ナトリウムの濃度が高くなりすぎたときに生じる。

2:ピッチングは、米粒から豆粒大の点状の腐食で、主として水に溶存する酸素の作用により生じる。

3:グルービングは、細長く連続した溝状の腐食で、曲げ応力や溶接による応力が大きく作用する箇所に生じる。

4:圧壊は、円筒又は球体の部分が外側からの圧力に耐えきれずに急激に押しつぶされて裂ける現象で、火炎に触れる胴の底部などに生じる。

5:ボイラー本体に割れが生じる原因は、過熱、過大な応力などである。

答:4

1:正しい。アルカリ腐食は、熱負荷の高いところの管壁とスケールとの間で、水酸化ナトリウムの濃度が高くなりすぎたときに生じる。

2:正しい。ピッチングは、米粒から豆粒大の点状の腐食で、主として水に溶存する酸素の作用により生じる。

3:正しい。グルービングは、細長く連続した溝状の腐食で、曲げ応力や溶接による応力が大きく作用する箇所に生じる。

4:誤り。圧壊は、円筒又は球体の部分が外側からの圧力に耐えきれずに急激に押しつぶされて裂ける現象で、過熱された炉筒上面などに生じる。

5:正しい。ボイラー本体に割れが生じる原因は、過熱、過大な応力などである。

スポンサーリンク

Home > ボイラーの取扱い(A11~A20) > R1後期-A-問20

Page Top

© 2011-2023 過去問.com