ボイラーの運転中の取扱いに関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:2個の水面計の水位を対比し、差異を認めたときは、水面計の機能試験を行う。
2:水面計の水位に全く動きがないときは、元弁が閉まっているか、又は水側連絡管に詰まりが生じている可能性があるので、直ちに水面計の機能試験を行う。
3:燃焼量を減らすときは、燃料供給量を先に減らしてから空気量を減らす。
4:炉筒煙管ボイラーの安全低水面は、煙管最高部より炉筒が高い場合には、炉筒最高部(フランジ部を除く。)から100mm上の位置とする。
5:給水ポンプ出口側の圧力計により給水圧力を監視し、ボイラーの圧力との差が減少傾向にあるときは、給水管路が詰まっている。
答:5
1:正しい。2個の水面計の水位を対比し、差異を認めたときは、水面計の機能試験を行う。
2:正しい。水面計の水位に全く動きがないときは、元弁が閉まっているか、又は水側連絡管に詰まりが生じている可能性があるので、直ちに水面計の機能試験を行う。
3:正しい。燃焼量を減らすときは、燃料供給量を先に減らしてから空気量を減らす。
4:正しい。炉筒煙管ボイラーの安全低水面は、煙管最高部より炉筒が高い場合には、炉筒最高部(フランジ部を除く。)から100mm上の位置とする。
5:誤り。給水ポンプ出口側の圧力計により給水圧力を監視し、ボイラーの圧力との差が増加気味のときには、給水管路が詰まっていないか調べる。
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