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H30後期-A-問5

鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム式で、かつ、完全密閉構造で高い蒸発率を示す接触伝熱面になる。

2:蒸気暖房返り管では、低水位事故を防止するため、ハートフォード式連結法が用いられる。

3:側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。

4:使用できる圧力は、蒸気ボイラーで0.1MPa以下に限られる。

5:換算蒸発量は4t/h程度までであり、伝熱面積当たりの保有水量が比較的少ない。

答:1

1:誤り。燃焼室の底面は、ほとんどがウェットボトム式で、かつ、完全密閉構造で高い蒸発率を示す放射伝熱面になる。

2:正しい。蒸気暖房返り管では、低水位事故を防止するため、ハートフォード式連結法が用いられる。

3:正しい。側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側の側柱が上昇管、外側の側柱が下降管の役割を果たしている。

4:正しい。使用できる圧力は、蒸気ボイラーで0.1MPa以下に限られる。

5:正しい。換算蒸発量は4t/h程度までであり、伝熱面積当たりの保有水量が比較的少ない。

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