Home > ボイラーの取扱い(A11~A20) > H30前期-A-問12

H30前期-A-問12

ボイラーにおけるキャリオーバに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:プライミングは、ボイラー水に溶解した蒸発残留物などが過度に濃縮したときや有機物が存在するときに生じやすい。

2:シリカは、蒸気圧力が高いほど、また、ボイラー水中のシリカ濃度が高いほど飽和蒸気に溶解しやすい。

3:プライミングやホーミングが急激に生じると、水位が上がったものと水位制御装置が認識し、低水位事故を起こすおそれがある。

4:キャリオーバが生じ、過熱器にボイラー水が入ると、蒸気温度が低下したり、過熱器管が焼損することがある。

5:キャリオーバが生じたときは、燃焼量を減少させる。

答:1

1:誤り。ホーミングは、ボイラー水に溶解した蒸発残留物などが過度に濃縮したときや有機物が存在するときに生じやすい。プライミングは、ボイラーの水位が高いと生じやすい。

2:正しい。シリカは、蒸気圧力が高いほど、また、ボイラー水中のシリカ濃度が高いほど飽和蒸気に溶解しやすい。

3:正しい。プライミングやホーミングが急激に生じると、水位が上がったものと水位制御装置が認識し、低水位事故を起こすおそれがある。

4:正しい。キャリオーバが生じ、過熱器にボイラー水が入ると、蒸気温度が低下したり、過熱器管が焼損することがある。

5:正しい。キャリオーバが生じたときは、燃焼量を減少させる。

スポンサーリンク

Home > ボイラーの取扱い(A11~A20) > H30前期-A-問12

Page Top

© 2011-2023 過去問.com