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H30前期-A-問10

ボイラーの自動制御に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を逐次進めていく制御である。

2:目標値と制御量の偏差によらず、外乱などの情報に基づいて操作量を決定する制御は、フィードバック制御である。

3:ハイ・ロー・オフ動作は、操作量が三つの値のいずれかをとる3位置動作のうち、その三つの位置の一つをゼロとするものである。

4:比例動作は、制御偏差の大きさに比例して操作量を増減させるように働く動作で、P動作ともいう。

5:積分動作は、制御偏差量の時間的積分に比例した大きさで操作量を増減するように働く動作で、I動作ともいう。

答:2

1:正しい。シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を逐次進めていく制御である。

2:誤り。目標値と制御量の偏差によらず、外乱などの情報に基づいて操作量を決定する制御は、フィートフォワード制御である。フィードバック制御は、出力側の信号を入力側に戻すことによって、制御量の値を目標値と比較し、それらを一致させるように訂正動作を行う制御である。

3:正しい。ハイ・ロー・オフ動作は、操作量が三つの値のいずれかをとる3位置動作のうち、その三つの位置の一つをゼロとするものである。

4:正しい。比例動作は、制御偏差の大きさに比例して操作量を増減させるように働く動作で、P動作ともいう。

5:正しい。積分動作は、制御偏差量の時間的積分に比例した大きさで操作量を増減するように働く動作で、I動作ともいう。

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