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H30前期-A-問6

ボイラーに使用する計測器に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:ブルドン管圧力計は、ブルドン管に圧力が加わるとブルドン管の円弧が広がり、歯付扇形片が動いて小歯車を回転させ、その軸に取り付けられている指針が大気圧との差圧を示す。

2:面積式流量計は、ケーシング内でだ円形歯車を2個組み合わせ、これを流体の流れによって回転させると、歯車とケーシング壁との間の空間部分の量だけ流体が流れ、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

3:差圧式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。

4:丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。

5:二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

答:2

1:正しい。ブルドン管圧力計は、ブルドン管に圧力が加わるとブルドン管の円弧が広がり、歯付扇形片が動いて小歯車を回転させ、その軸に取り付けられている指針が大気圧との差圧を示す。

2:誤り。容積式流量計は、ケーシング内でだ円形歯車を2個組み合わせ、これを流体の流れによって回転させると、歯車とケーシング壁との間の空間部分の量だけ流体が流れ、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。

3:正しい。差圧式流量計は、流体が流れている管の中にベンチュリ管又はオリフィスなどの絞り機構を挿入すると、流量がその入口と出口の差圧の平方根に比例することを利用している。

4:正しい。丸形ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。

5:正しい。二色水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。

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