ボイラーのばね安全弁及び安全弁の排気管に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:安全弁は、蒸気流量を制限する構造によって、揚程式と全量式に分類される。
2:揚程式安全弁とは、安全弁のリフトが弁座口の径の1/40以上1/4未満で、弁体が開いたときの流路面積の中で、弁座流路面積が最大となる安全弁をいう。
3:全量式安全弁とは、弁座流路面積がのど部の面積より大きくなるようなリフトが得られる安全弁をいう。
4:安全弁箱又は排気管の底部には、開放したドレン抜きを設ける。
5:安全弁の取付管台の内径は、安全弁入口径と同径以上とする。
答:2
1:正しい。安全弁は、蒸気流量を制限する構造によって、揚程式と全量式に分類される。
2:誤り。揚程式安全弁とは、安全弁のリフトが弁座口の径の1/40以上1/4未満で、弁体が開いたときの流路面積の中で、弁座流路面積が最小となる安全弁をいう。
3:正しい。全量式安全弁とは、弁座流路面積がのど部の面積より大きくなるようなリフトが得られる安全弁をいう。
4:正しい。安全弁箱又は排気管の底部には、開放したドレン抜きを設ける。
5:正しい。安全弁の取付管台の内径は、安全弁入口径と同径以上とする。
- Back: H29後期-A-問6
- Next: H29後期-A-問8