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H28前期-A-問5

鋳鉄製ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食には強い。

2:燃焼室の底面は、ほとんどがウエットボトム式の構造となっている。

3:側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側側柱が上昇管、外側側柱が下降管の役割を果たしている。

4:蒸気ボイラーでは、復水を循環使用するのを原則とし、給水管は、ボイラー本体後部セクションの安全低水面の少し下に直接取り付けられる。

5:暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、部屋ごとの温度調節が容易である。

答:4

1:正しい。鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べ、強度は弱いが腐食には強い。

2:正しい。鋳鉄製ボイラーの燃焼室の底面は、ほとんどがウエットボトム式の構造となっている。

3:正しい。鋳鉄製ボイラーの側二重柱構造のセクションでは、ボイラー水の循環において、燃焼室側側柱が上昇管、外側側柱が下降管の役割を果たしている。

4:誤り。鋳鉄製蒸気ボイラーでは、復水を循環使用するのを原則とし、給水管はハートフォード式連結法によって安全低水面の位置で返り管に取り付けられる。

5:正しい。暖房に温水ボイラーを使用する場合は、蒸気ボイラーを使用する場合に比べ、部屋ごとの温度調節が容易である。

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