空気比に関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:空気比とは、理論空気量に対する実際空気量の比をいい、理論空気量A0、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=mA0となる。
2:実際燃焼における空気比の概略値は、気体燃料で1.05~1.2、液体燃料で1.05~1.3である。
3:液体燃料で完全燃焼の場合、乾き燃焼ガス中の酸素の体積割合をφ(%)とすると、空気比mは、m≒21/(21-φ)で求めることができる。
4:空気比が過小な場合には、黒煙が出たり、排ガス量が多くなるなどの影響がある。
5:空気比が過大な場合には、ボイラー効率が低下したり、NOxの発生に影響を及ぼす。
答:4
1:正しい。空気比とは、理論空気量に対する実際空気量の比をいい、理論空気量A0、実際空気量をA、空気比をmとすると、A=mA0となる。
2:正しい。実際燃焼における空気比の概略値は、気体燃料で1.05~1.2、液体燃料で1.05~1.3である。
3:正しい。液体燃料で完全燃焼の場合、乾き燃焼ガス中の酸素の体積割合をφ(%)とすると、空気比mは、m≒21/(21-φ)で求めることができる。
4:誤り。空気比が過小な場合には、黒煙が出たり、燃焼効率が低下するなどの影響があり、空気比が過大な場合には、燃焼温度が低下したり、排ガス量が多くなるなどの影響がある。
5:正しい。空気比が過大な場合には、ボイラー効率が低下したり、NOxの発生に影響を及ぼす。
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