Home > ボイラーの構造(A1~A10) > H27後期-A-問1

H27後期-A-問1

熱及び蒸気に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達すると0になる。

2:平板壁の熱伝導によって伝わる熱量は、壁の両側面の温度差及び伝熱面積に比例し、厚さに反比例する。

3:蒸気タービンなどの蒸気原動機に、過熱度の高い過熱蒸気を使用すると、熱効率が向上するとともに、タービン翼の腐食などの故障を軽減することができる。

4:物体の圧力をP(Pa)、比体積をv(m3/kg)、内部エネルギーをu(J/kg)とすると、物体の比エンタルピh(J/kg)は、h=u+Pvで表される。

5:熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量1MJは、電気的仕事量3.6kWhに相当する。

答:5

1:正しい。飽和水の蒸発熱は、圧力が高くなるほど小さくなり、臨界圧力に達すると0になる。

2:正しい。平板壁の熱伝導によって伝わる熱量は、壁の両側面の温度差及び伝熱面積に比例し、厚さに反比例する。

3:正しい。蒸気タービンなどの蒸気原動機に、過熱度の高い過熱蒸気を使用すると、熱効率が向上するとともに、タービン翼の腐食などの故障を軽減することができる。

4:正しい。物体の圧力をP(Pa)、比体積をv(m3/kg)、内部エネルギーをu(J/kg)とすると、物体の比エンタルピh(J/kg)は、h=u+Pvで表される。

5:誤り。熱と仕事はともにエネルギーの形態で、熱量3.6MJは、電気的仕事量1kWhに相当する。

スポンサーリンク

Home > ボイラーの構造(A1~A10) > H27後期-A-問1

Page Top

© 2011-2023 過去問.com