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H25後期-B-問9

ボイラーの燃料の燃焼により発生するばいじんに関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:燃料を燃焼させる際に発生する固体微粒子には、すすとダストがある。

2:ダストは、燃焼反応が冷却などにより中断されたり、酸素が十分に供給されなかったりして、分解した炭素がそのまま遊離炭素として残存したものである。

3:ばいじんは、燃焼条件によって発生量が大きく変化するが、この燃焼条件は、燃料の性状、燃料と空気の初期攪拌条件、火炎温度を左右する炉の条件に大別される。

4:ばいじん発生の抑制には、空気比を適切に保ち燃料と燃焼空気との混合を良好にすること、燃焼温度を高く保つこと、燃焼滞留時間を長く保つことが必要である。

5:ばいじんの人体への影響は、呼吸器の障害であり、慢性気管支炎の発症に重大な影響を与える。

答:2

1:正しい。燃料を燃焼させる際に発生する固体微粒子には、すすとダストがある。

2:誤り。すすは、燃焼反応が冷却などにより中断されたり、酸素が十分に供給されなかったりして、分解した炭素がそのまま遊離炭素として残存したものである。

3:正しい。ばいじんは、燃焼条件によって発生量が大きく変化するが、この燃焼条件は、燃料の性状、燃料と空気の初期攪拌条件、火炎温度を左右する炉の条件に大別される。

4:正しい。ばいじん発生の抑制には、空気比を適切に保ち燃料と燃焼空気との混合を良好にすること、燃焼温度を高く保つこと、燃焼滞留時間を長く保つことが必要である。

5:正しい。ばいじんの人体への影響は、呼吸器の障害であり、慢性気管支炎の発症に重大な影響を与える。

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