炉筒煙管ボイラーに関し、次のうち誤っているものはどれか。
1:他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、十分に処理した水を給水しなければならない。
2:煙管には伝熱効果の大きいスパイラル管を用いているものが多い。
3:ウェットバック式は、後部煙室が胴の内部に設けられ、その周囲が水で囲まれている構造である。
4:後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻る戻り燃焼方式のものもある。
5:構造上、煙道にエコノマイザを設けることは困難であるが、空気予熱器を設け、ボイラー効率が90%を超えるものがある。
答:5
1:正しい。炉筒煙管ボイラーは他の丸ボイラーに比べ、構造が複雑で内部は狭く、掃除や検査が困難なため、十分に処理した水を給水しなければならない。
2:正しい。炉筒煙管ボイラーの煙管には伝熱効果の大きいスパイラル管を用いているものが多い。
3:正しい。ウェットバック式炉筒煙管ボイラーは、後部煙室が胴の内部に設けられ、その周囲が水で囲まれている構造である。
4:正しい。炉筒煙管ボイラーには、後端の閉じられた炉筒を用い、燃焼火炎が炉筒後部で反転して前方に戻る戻り燃焼方式のものもある。
5:誤り。炉筒煙管ボイラーには、煙道にエコノマイザや空気予熱器を設け、ボイラー効率が90%を超えるものがある。
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