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H23前期-B-問19

鋼製ボイラーの自動制御装置に関し、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

1:低水位燃料遮断装置とは、蒸気ボイラーの起動時に水位が安全低水面以下である場合及び運転時に水位が安全低水面以下になった場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置をいう。

2:ボイラーの使用条件により運転を緊急停止することが適さないボイラーでは、低水位燃料遮断装置に代えて、低水位警報装置を設けることができる。

3:貫流ボイラーでは、自動給水調整装置を設けた場合は、低水位燃料遮断装置に代えて、低水位警報装置を設けることができる。

4:自動給水調整装置は、蒸気ボイラーごとに設けなければならない。

5:燃焼安全装置は、作動用動力源が断たれている場合及び復帰した場合に自動的に遮断が解除されるものであってはならない。

答:3

1:正しい。低水位燃料遮断装置とは、蒸気ボイラーの起動時に水位が安全低水面以下である場合及び運転時に水位が安全低水面以下になった場合に、自動的に燃料の供給を遮断する装置をいう。

2:正しい。ボイラーの使用条件により運転を緊急停止することが適さないボイラーでは、低水位燃料遮断装置に代えて、低水位警報装置を設けることができる。

3:誤り。貫流ボイラーでは、自動給水調整装置を設けた場合は、低水位燃料遮断装置に代えて、安全装置を設けることができる。

4:正しい。自動給水調整装置は、蒸気ボイラーごとに設けなければならない。

5:正しい。燃焼安全装置は、作動用動力源が断たれている場合及び復帰した場合に自動的に遮断が解除されるものであってはならない。

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