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H22後期-A-問13

安全弁の調整に関し、次のうち誤っているものはどれか。

1:最高使用圧力の異なるボイラーを連絡している場合の安全弁の調整は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。

2:吹出し圧力が設定圧力より低い場合は、一旦ボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて吹出し圧力を上昇させる。

3:蒸気が過熱器に流入しすぎて過熱器が焼損することを防ぐため、過熱器の安全弁よりボイラー本体の安全弁が先に作動するように調整する。

4:エコノマイザの出口に取り付ける安全弁(逃し弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整する。

5:安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。

答:3

1:正しい。最高使用圧力の異なるボイラーを連絡している場合の安全弁の調整は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。

2:正しい。吹出し圧力が設定圧力より低い場合は、一旦ボイラーの圧力を設定圧力の80%程度まで下げ、調整ボルトを締めて吹出し圧力を上昇させる。

3:誤り。過熱器への蒸気の流れが減少することによる焼損を防ぐため、ボイラー本体の安全弁より過熱器の安全弁が先に作動するように調整する。

4:正しい。エコノマイザの出口に取り付ける安全弁(逃し弁)は、ボイラー本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整する。

5:正しい。安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行う。

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