ボイラーの起動、圧力上昇時の取扱いに関し、正しいものは次のうちどれか。
１：冷たい水からたき始めるときの圧力上昇は、初めは速く、次第に遅くなるようにして、ボイラー本体各部の温度上昇が平均するようにする。
２：ボイラー水が熱せられると水位が下降し警報を発するので、給水し常用水位に戻す。
３：ボイラー水の温度が上昇し、蒸気の圧力が0.1MPaを超えてから、十分に発生した蒸気により配管中の空気抜きやドレン切りを行う。
４：水循環装置のあるエコノマイザは、燃焼ガスを通した後、エコノマイザと給水タンクを結ぶ循環ラインを開放し、内部の水を循環流動させる。
５：燃焼初期においてはできる限り低燃焼とし、低燃焼中は空気予熱器の入口ガス温度に注意し、二次燃焼の発生などを防ぐ。
答：３
１：誤り。冷たい水からたき始めるときの圧力上昇は、初め遅く、次第に速くなるようにして、ボイラー本体各部の温度上昇が平均になるようにする。
２：誤り。ボイラー水が熱せられると水位が上昇するので、ボイラー水を排出して常用水位に戻す。
３：正しい。ボイラー水の温度が上昇し、蒸気の圧力が0.1MPaを超えてから、十分に発生した蒸気により配管中の空気抜きやドレン切りを行う。
４：誤り。水循環装置のあるエコノマイザは、燃焼ガスを通し始める前に、エコノマイザと給水タンクを結ぶ循環ラインを開放し、内部の水を循環流動させる。
５：誤り。燃焼初期においてはできる限り低燃焼とし、低燃焼中は空気予熱器の出口ガス温度に注意し、二次燃焼の発生などを防ぐ。
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