Home > 平成23年度第2回試験(平成24年3月実施)問題と解答・解説 > 労働基準法関係

スポンサーリンク

労働基準法関係

H23-2-18

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。

2:労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない。

3:使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱いをしてはならない。

4:使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしないように努めなければならない。

解答と解説

H23-2-19

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。ただし、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。

2:使用者は、法令により認められる場合を除き、満20歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。

3:労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となった部分は、労働基準法で定める基準による。

4:使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後30日間並びに産前産後の女性が労働基準法第65条(産前産後)の規定によって休業する期間及びその後30日間は、解雇してはならない。ただし、法令で定める場合においては、この限りでない。

解答と解説

H23-2-20

労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。

2:使用者は、労働時間が8時間を超える場合においては少なくとも45分の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

3:賃金は、臨時に支払われる賃金、賞与その他これに準ずるもので厚生労働省令で定める賃金を除き、毎月1回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない。

4:使用者は、その雇入れの日から起算して6ヵ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。

解答と解説

H23-2-21

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間に関する次の文中、A、B、C、Dに入るべき字句の組合せとして、正しいものはどれか。ただし、1人乗務で、フェリーには乗船しないものとし、また、隔日勤務に就く場合には該当しないものとする。

①拘束時間は、1ヵ月について293時間を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち[ A ]までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、320時間まで延長することができる。

②1日についての拘束時間は、[ B ]を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が[ C ]を超える回数は、1週間について[ D ]以内とすること。

1:A=6ヵ月 B=13時間 C=15時間 D=2回

2:A=8ヵ月 B=12時間 C=14時間 D=3回

3:A=8ヵ月 B=13時間 C=15時間 D=2回

4:A=8ヵ月 B=12時間 C=14時間 D=3回

解答と解説

H23-2-22

貨物自動車運送事業の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1:運転時間は、2日(始業時刻から起算して48時間をいう。)を平均し1日当たり10時間、2週間を平均し1週間当たり48時間を超えないものとすること。

2:連続運転時間(1回が連続10分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。)は、5時間を超えないものとすること。

3:使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の休息期間については、当該自動車運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。

4:使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に労働基準法第35条の休日に労働させる場合は、当該労働させる休日は4週間について3回を超えないものとし、当該休日の労働によって改善基準第4条第1項に定める拘束時間及び最大拘束時間の限度を超えないものとする。

解答と解説

H23-2-23

下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の1週間の勤務状況の例を示したものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という。)に定める拘束時間等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。ただし、1人乗務で、フェリーには乗船しないものとし、また、業務の必要上、勤務の終了後継続して、定められた時間以上の休息期間を与えることが困難な場合には該当しないものとする。なお、日曜日は休日とする。

1:1日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務はない。また、勤務終了後の休息期間も改善基準に違反していない。

2:1日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務が1回ある。また、勤務終了後の休息期間は改善基準に違反していない。

3:1日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務が1回ある。また、勤務終了後の休息期間についても改善基準に違反するものが1回ある。

4:1日についての拘束時間が改善基準に定める最大拘束時間に違反する勤務が2回ある。また、勤務終了後の休息期間についても改善基準に違反するものが1回ある。

解答と解説

スポンサーリンク

Home > 平成23年度第2回試験(平成24年3月実施)問題と解答・解説 > 労働基準法関係

Page Top

© 2011-2018 過去問.com