Home > 平成21年度第1回試験(平成21年8月実施)問題と解答・解説 > 実務上の知識及び能力

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実務上の知識及び能力

H21-1-24

警察庁が発表した平成20年中の交通事故の発生状況に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:交通事故による死傷者数についてみると、第8次交通安全基本計画の平成22年までに死者数5,500人以下及び死傷者数100万人以下にするという数値目標を2年前倒しで達成した。

2:交通事故発生状況を月別にみると、死者数、発生件数及び負傷者数は、年の後半に多くなる傾向にあり、いずれもピークは12月となっている。

3:自動車及び原動機付自転車の運転者(第1当事者)による交通事故件数を法令違反別にみると、安全不確認が約3割を占め最も多く、次いで脇見運転、動静不注視の順となっている。

4:交通事故による負傷者数を状態別に見ると、自動車乗車中が最も多く、次いで二輪車乗車中、自転車乗車中の順になっている。

解答と解説

H21-1-25

自動車の速度等と燃料消費量に関する次の文中、A・B・C・Dに入るべき字句の組合せとして、適切なものはどれか。

自動車の速度と燃料消費量には密接な関係があり、速度が速過ぎても遅過ぎても燃料消費量は多くなる。また、急発進、[ A ]、空ぶかしを行ったり、客待ちや貨物の積卸しなどのため継続的に停止するときにアイドリング状態を続けたりすると、一酸化炭素、[ B ]、窒素酸化物など人体に有害な物質のほか地球温暖化の一因となっている[ C ]の排出量が増えるばかりでなく、燃料を余分に消費する原因にもなる。また、タイヤの空気圧が適正値より[ D ]と燃費は悪くなる。

1:A=急ブレーキ B=炭化水素 C=二酸化炭素 D=低すぎる

2:A=エンジンブレーキの多用 B=フロンガス C=二酸化炭素 D=高すぎる

3:A=急ブレーキ B=フロンガス C=硫黄酸化物 D=低すぎる

4:A=エンジンブレーキの多用 B=炭化水素 C=硫黄酸化物 D=高すぎる

解答と解説

H21-1-26

交通事故の防止に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:いわゆるヒヤリ・ハットとは、運転者が運転中に他の自動車等と衝突又は接触するおそれがあったと認識することをいい、ハインリッヒの法則によると、1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件のヒヤリ・ハットがあるとされており、このヒヤリ・ハットを調査し減少させていくことが交通事故防止対策に有効な手段となっている。

2:ヒヤリ・ハット調査は、ヒヤリ・ハットを起こしやすいドライバーを特定し、個人責任の追及のために行うわけではなく、ヒヤリ・ハットの経験をドライバー個人の経験に止めず、全てのドライバーが共有することにより、ヒヤリ・ハットの起こる状況、つまりヒヤリ・ハットの起こる構造性をつかみ、より有効な事故リスクの低減のための対策を講じることにある。

3:ドライブレコーダーの中には、ヒヤリ・ハットの直前直後の現場映像だけでなく、運転者のブレーキ操作・停止状況・ハンドル操作・右左折操作などの運転状況を記録し解析診断することで、運転者も気付かない運転のクセ等を読み取ることができるものがある。

4:GPSと連動したデジタルタコグラフ、ドライブレコーダー等では、リアルタイムでの運行状況が把握できる。また、あらかじめ登録されている事故多発地点のゾーンに接近すると、車載器のランプが点滅し乗務員に注意を促すなどのサービスを提供するものもある。

解答と解説

H21-1-27

自動車運転中の人間の視覚と視野に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1:自動車の速度が速くなるほど、運転者の視野は狭くなり、遠くを注視するようになるために、近くは見えにくくなる。従って、速度を出し過ぎると、近くから飛び出してくる歩行者や自転車などを見落としやすくなるので注意する必要がある。

2:前方の自動車を大型車と乗用車から同じ距離で見た場合、それぞれの視界や見え方が異なり、運転者席が高い位置にある大型車の場合は車間距離に余裕がないように感じ、乗用車の場合は大型車の場合と反対の感じを受けることとなる。

3:明るさが急に変わると、視力は一時急激に低下することから、トンネルに入る前や出るときは速度を落とす必要がある。

4:夜間、対向車のライトを直接眼に受けると、まぶしさのために一瞬視力を失った状態(眩惑)になり、視力の回復に時間を要することとなるため、ライトを直視しないようにする。

解答と解説

H21-1-28

包装貨物の荷扱い指示マーク(JISZ0150:2001)と指示内容について、次のうち誤っているものはどれか。

1:包装の中身が、放射線の透過によって劣化するか、全く使用できなくなる。

2:包装貨物が保管され、取り扱われる際の温度制限を示す。

3:包装貨物上に許容し得る積重ね質量を示す。

4:包装貨物の中身は壊れやすい。そのため注意して取り扱わねばならない。

解答と解説

H21-1-29

下図は、自動車の運行記録計の記録紙を示しているが、この自動車の平均速度及び燃料消費率について、次のうち正しいものはどれか。
ただし、燃料は18リットル使用したものとし、答えに小数点が出る場合は小数点第2位を四捨五入するものとする。

1:平均速度=40km/h 燃料消費率=5.0km/リットル

2:平均速度=43km/h 燃料消費率=4.8km/リットル

3:平均速度=47km/h 燃料消費率=5.2km/リットル

4:平均速度=50km/h 燃料消費率=5.4km/リットル

解答と解説

H21-1-30

下図のように、高速道路を時速85キロメートルで走行中の全長11.3メートルの乗合バスの後方を走行中の全長4.7メートルのトラックが、前車乗合バスとの車間距離100メートルの地点から、時速100キロメートルで当該乗合バスを追い越し、100メートル前方に達するまでの走行距離について、次のうち正しいものはどれか。

1:1,340メートル

2:1,390メートル

3:1,440メートル

4:1,500メートル

解答と解説

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