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H27-2-5

自動車事故に関する次の記述のうち、一般貨物自動車運送事業者が自動車事故報告規則に基づく国土交通大臣への報告を要しないものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

1:事業用自動車が走行中、運転者がハンドル操作を誤り、当該事業用自動車が道路から0.6メートル下の畑に転落した。

2:事業用自動車が走行中、鉄道施設である高架橋の下を通過しようとしたところ、積載していた建設用機械の上部が橋桁に衝突した。この影響で、2時間にわたり本線において鉄道車両の運転を休止させた。

3:事業用自動車が走行中、アクセルを踏んでいるものの速度が徐々に落ち、しばらく走行したところでエンジンが停止して走行が不能となった。再度エンジンを始動させようとしたが、燃料装置の故障によりエンジンを再始動させることができず、運行ができなくなった。

4:事業用自動車が交差点を通過するため進入したところ、交差する道路の左方から進入してきた原動機付自転車と出合い頭に衝突した。当該事故で原動機付自転車の運転者に2日間の入院及び30日間の医師の治療を要する傷害を生じさせた。

答:2

1:誤り。事業用自動車が転落し、その落差が0.5メートル以上のときは、国土交通大臣への報告を要する。

2:正しい。事業用自動車が橋脚、架線その他の鉄道施設を損傷し、3時間以上本線において鉄道車両の運転を休止させたときは、国土交通大臣への報告を要する。

3:誤り。事業用自動車が、自動車の装置の故障により運行できなくなったものについては、国土交通大臣への報告を要する。

4:誤り。入院を要する傷害で、医師の治療を要する期間が30日以上のものは、重傷に該当する。事業用自動車が死者又は重傷者を生じた事故については、国土交通大臣への報告を要する。

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