Home > 実務上の知識及び能力 > H24-1-30

H24-1-30

下の荷主からの運送依頼に基づき、A営業所の運行管理者が立てた次の運行に関する計画等の1~4について、適切なものをすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

<荷主からの運送依頼事項>
・A営業所から一箱20キログラムの荷物250箱を、B地点まで運送する。
・荷下ろし先(B地点)への到着時刻は午前9時50分とする。

<運行に関する計画等>
・この運行は運転者1名の乗務(交替運転者の配置はない。)とする。

1:当該運送については、車両総重量が10,000キログラム、最大積載量が5,000キログラムの中型自動車であるバン型車両を使用することとし、運転者は中型自動車免許を受けている者とする。なお、荷物(250箱分)を当該車両の荷台に積載することができることを事前に確認している。

2:当該運送における乗務等の記録に、貨物の積載状況を記録するよう乗務する運転者に指示した。

3:当該車両の出庫する時間帯は運行管理者が業務の都合上不在となるため、当該車両の運転者に対する乗務前の点呼を運行管理者の補助者に行わせることにする。

4:運行前日に荷積みをし、運行当日はA営業所を午前5時に出庫する。運行の途中で20分間の休憩をとり、荷下ろし先のB地点に午前9時50分到着とする。A営業所とB地点間の距離は180キロメートル、この間を平均時速40キロメートルで走行する。

答:1、2、3

1:正しい。当該運送については、車両総重量が10,000キログラム、最大積載量が5,000キログラムの中型自動車であるバン型車両を使用することができ、運転者は中型自動車免許を受けている者でよい。なお、荷物(250箱分)を当該車両の荷台に積載することができることを事前に確認していることは適切な対応である。

2:正しい。当該運送における乗務等の記録に、貨物の積載状況を記録するよう乗務する運転者に指示したことは適切な対応である。

3:正しい。当該車両の出庫する時間帯に運行管理者が業務の都合上不在となるため、当該車両の運転者に対する乗務前の点呼を運行管理者の補助者に行わせることは適切な対応である。

4:誤り。「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」では、連続運転時間(1回が連続10分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。)は、4時間を超えないものとすることと定められており、不適切な運行計画である。

スポンサーリンク

Home > 実務上の知識及び能力 > H24-1-30

Page Top

© 2011-2023 過去問.com