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H24-1-25

運行管理者等の点呼の実施に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「否」の欄にマークしなさい。

1:運転者が受診した定期健康診断の結果、すべて異常なしとされた運転者については、健康管理が適切に行われ健康に問題がないと判断されるため、乗務前の点呼における安全な運転をすることができないおそれがあるか否かの確認は、本人から体調不良等の報告があった場合に限り、行うこととしている。

2:事故を起こした運転者については、乗務前の点呼において事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしているが、無事故無違反の運転者については、安全運転に関する意識が高いことから、運行上特に注意が必要な場合に限り、この指示をすることとしている。

3:運行管理者は、乗務前の点呼において運転者の健康状態を的確に確認することができるようにするため、点呼記録表に、健康診断の結果等から異常の所見がある運転者又は就業上の措置を講じた運転者が一目で分かるように、個人のプライバシーに配慮しながら点呼記録表の運転者の氏名の横にこの旨記載し、これを点呼において活用している。

4:乗務前の点呼における事業用自動車の日常点検の実施結果については、事業用自動車に不具合があった場合、乗務する運転者から運行管理者に必ず報告するよう徹底しているが、当該点検において不具合もなく何も問題がなければ運転者からこの報告を求めないこととしており、報告がない場合は「異常なし」との報告があったものとして、点呼記録表の点検結果の欄に「良」として記載している。

答:「適」=3、「否」=1、2、4

1:誤り。運行管理者は、運転者に対して点呼を行い、疾病、疲労その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無について報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存しなければならないと定められている。

2:誤り。運行管理者は、運転者に対して点呼を行い、事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示をしなければならないと定められている。

3:正しい。運行管理者は、運転者に対して点呼を行い、疾病、疲労その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無について報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存しなければならないと定められており、適切な対応といえる。

4:誤り。運行管理者は、運転者に対して点呼を行い日常点検の実施又はその確認について報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存しなければならないと定められている。

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