運転者の健康管理等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1:近年、脳卒中や心臓病などに起因した運転中の突然死による事故が増加傾向にあるが、この脳卒中や心臓病などは病気の原因が生活習慣に関係していることから生活習慣病と呼ばれており、暴飲暴食や運動不足などの悪習慣が積み重なって発病するといわれている。
2:常習的な飲酒運転等の背景には、「アルコール依存症」という病気があるといわれているが、この病気は専門医による早期の治療をすることにより回復が可能とされており、一度回復すると飲酒しても再発することはない。
3:かぜ薬や解熱剤には、眠気を誘う成分が含まれているものもあり、場合によっては、服用後は運転を見台わせることも必要である。
4:睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気で、睡眠不足から運転中に強い眠気を感じる状態になることから、運転の仕事を続けていくためには、早期に医師の治療を受けることが必要不可欠である。
答:2
1:正しい。近年、脳卒中や心臓病などに起因した運転中の突然死による事故が増加傾向にあるが、この脳卒中や心臓病などは病気の原因が生活習慣に関係していることから生活習慣病と呼ばれており、暴飲暴食や運動不足などの悪習慣が積み重なって発病するといわれている。
2:誤り。常習的な飲酒運転等の背景には、「アルコール依存症」という病気があるといわれているが、この病気は治療が難しく、断酒して回復した場合でもまた飲酒することにより再発することが多い。
3:正しい。かぜ薬や解熱剤には、眠気を誘う成分が含まれているものもあり、場合によっては、服用後は運転を見台わせることも必要である。
4:正しい。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気で、睡眠不足から運転中に強い眠気を感じる状態になることから、運転の仕事を続けていくためには、早期に医師の治療を受けることが必要不可欠である。