交通安全白書(平成19年版)の交通事故の長期的推移や平成18年中の交通事故の状況に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1:交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱である交通安全基本計画は、昭和46年度の第1次から始まり、現在は平成18年度から平成22年度までの5年間を計画期間とする第8次交通安全基本計画が実施されている。
2:第8次交通安全基本計画においては、平成22年までに年間の交通事故死者数を5,000人以下、死傷者数を100万人以下とすることを目標にしている。
3:交通事件数を状態別にみると、自転車乗用中の事故件数は、交通事故全体の約2割を占めている。
4:交通事故死者数を状態別にみると、自動車乗車中が最も多く、次いで歩行中となっており、両者で全体の約7割を占めている。
答:2
1:正しい。交通の安全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱である交通安全基本計画は、昭和46年度の第1次から始まり、現在は平成18年度から平成22年度までの5年間を計画期間とする第8次交通安全基本計画が実施されている。
2:誤り。第8次交通安全基本計画においては、平成22年までに年間の交通事故死者数を5,500人以下、死傷者数を100万人以下とすることを目標にしている。
3:正しい。交通事件数を状態別にみると、自転車乗用中の事故件数は、交通事故全体の約2割を占めている。
4:正しい。交通事故死者数を状態別にみると、自動車乗車中が最も多く、次いで歩行中となっており、両者で全体の約7割を占めている。
※平成18年中のデータであり、その年により事故の状況は変化する。