労働基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実にその義務を履行しなければならないのは使用者のみである。
2:労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
3:労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
4:使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。
答:1
1:誤り。労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない。
2:正しい。労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。
3:正しい。労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。
4:正しい。使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。