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H18-2-24

内閣府の中央交通安全対策会議が平成18年3月に決定した「第8次交通安全基本計画」中、道路交通の安全についての目標や基本的な考え方等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1:第8次交通安全基本計画では、その計画期間は平成18年から平成22年までの5年間であり、平成22年までに年間の事故発生から30日以内死者数を5,500人以下に、また、年間の負傷者数を100万人以下にすることを目指している。

2:平成16年度に実施した交通安全に関する国民の意識調査によると、多くの人が交通情勢がより悪化する方向に向かっていると回答しており、死者数が減少する中で事故件数が増加していることが、このような国民意識につながっているものと推測される。

3:我が国では、交通事故による経済的損失が少なくとも年間4兆円余り(国内総生産の約1%)に達していることを念頭に置きつつ、より一層交通安全対策を充実していくことが必要である。

4:我が国では、欧米諸国と比較して、交通事故死者数に占める歩行者の割合が高くなっており、人優先の交通安全思想の下、歩道の整備等により歩行者の安全確保を図ることが重要である。

答:1

1:誤り。第8次交通安全基本計画では、その計画期間は平成18年から平成22年までの5年間であり、平成22年までに年間の事故発生から24時間以内死者数を5,500人以下に、また、年間の負傷者数を100万人以下にすることを目指している。

2:正しい。平成16年度に実施した交通安全に関する国民の意識調査によると、多くの人が交通情勢がより悪化する方向に向かっていると回答しており、死者数が減少する中で事故件数が増加していることが、このような国民意識につながっているものと推測される。

3:正しい。我が国では、交通事故による経済的損失が少なくとも年間4兆円余り(国内総生産の約1%)に達していることを念頭に置きつつ、より一層交通安全対策を充実していくことが必要である。

4:正しい。我が国では、欧米諸国と比較して、交通事故死者数に占める歩行者の割合が高くなっており、人優先の交通安全思想の下、歩道の整備等により歩行者の安全確保を図ることが重要である。

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