一般貨物自動車運送事業の運行管理者の業務に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1:事業用自動車に係る事故が発生した場合には、事故の発生日時、事故の概要等所定事項を記録し、その記録を当該事業用自動車の運行を管理する営業所において保存すること。
2:事業者から事業用自動車の運転者として選任された者以外の者に事業用自動車を運転させないこと。
3:事業用自動車について、構造及び装置並びに運行する道路の状況、走行距離その他事業用自動車の使用の条件を考慮して、定期に行う点検の基準を作成し、これに基づいて点検をし、必要な整備をすること。
4:異常気象その他の理由により、輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講ずること。
答:3
1:正しい。事業用自動車に係る事故が発生した場合に、事故の発生日時、事故の概要等所定事項を記録し、その記録を当該事業用自動車の運行を管理する営業所において保存することは、運行管理者の業務である。
2:正しい。事業者から事業用自動車の運転者として選任された者以外の者に事業用自動車を運転させないことは、運行管理者の業務である。
3:誤り。事業用自動車について、構造及び装置並びに運行する道路の状況、走行距離その他事業用自動車の使用の条件を考慮して、定期に行う点検の基準を作成し、これに基づいて点検をし、必要な整備をすることは、一般貨物自動車運送事業者の業務である。
4:正しい。異常気象その他の理由により、輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときに、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講ずることは、運行管理者の業務である。