Home > 第4回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 基礎物理・基礎科学
基礎物理・基礎科学
予想問題4-16
物質の物理的性質について、正しいものはどれか。
1:固体または液体は、1℃上がるごとに約273分の1ずつ体積を増す。
2:気体の膨張は、圧力に関係するが温度の変化には関係しない。
3:固体の体膨張率は、気体の体膨張率の3倍である。
4:液体の体膨張率は、気体の体膨張率よりはるかに大きい。
5:水の密度は、約4℃において最大となる。
予想問題4-17
比熱に関する説明として、正しいものはどれか。
1:比熱とは物質を固体から液体に融解させるための熱量である。
2:比熱とは物質1kgを1ケルビン上昇させるための熱量である。
3:どのような物質でも比熱は等しい。
4:比熱とは物質を液体から気体に蒸発させるための熱量である。
5:比熱の大きい物質は温まりにくく冷めにくい。
予想問題4-18
1,000Lのガソリンの温度を40℃上げたときに、何Lになるか。
ただし、体膨張率は1.35×10-3K-1とする。
1:1,000L
2:1,054L
3:1,135L
4:1,270L
5:1,350L
予想問題4-19
物理変化に区分されるものはどれか。
1:木炭が燃えると、二酸化炭素になる。
2:ニクロム線は電気を通じると赤熱する。
3:鉄を長い間放置しておくとさびる。
4:水を電気分解すると、水素と酸素になる。
5:亜鉛に希硫酸を加えると、水素と硫酸亜鉛になる。
予想問題4-20
次の反応のうち、下線を引いた物質が還元されているものはどれか。
1:銅を空気中で熱したところ、黒く変色した。
2:木炭が燃焼して二酸化炭素になった。
3:エタノールが燃焼して二酸化炭素と水になった。
4:二酸化炭素が赤熱した炭素に触れて一酸化炭素になった。
5:黄リンが燃焼して五酸化リンになった。
予想問題4-21
有機化合物の説明について、正しいものはいくつあるか。
A 水に溶けにくいものが多い。
B 有機溶剤に溶けにくいものが多い。
C 一般に反応速度が小さい。
D 可燃性のものが多い。
1:すべて誤り
2:1つ
3:2つ
4:3つ
5:すべて正しい
予想問題4-22
燃焼の形式として、次の文に該当するものはどれか。
「可燃性ガスと空気あるいは酸素とが、燃焼開始に先立ってあらかじめ混ざりあって燃焼することをいう。」
1:表面燃焼
2:予混合燃焼
3:分解燃焼
4:拡散燃焼
5:蒸発燃焼
予想問題4-23
一般的な燃焼について、誤っているものはどれか。
1:物質の燃焼に必要な酸素の供給源は、一般に空気であり、物質自身に含まれる酸素は酸素供給源にはならない。
2:物質が酸素と化合して安定な酸化物に変化する反応のうち、熱と光の発生を伴うものを燃焼という。
3:燃焼には、反応物質としての可燃物と酸素供給源及び反応を開始させるための着火エネルギーが必要である。
4:可燃物は、燃焼により安定な酸化物に変化する。
5:有機化合物の燃焼において、酸素が不足すると一酸化炭素やすすなどが生成され、不完全燃焼となる。
予想問題4-24
消火に関する説明について、正しいものはどれか。
1:液体の蒸気に引火して燃焼しているときは、液体の温度を下げても燃焼は停止しない。
2:空気中の酸素が一定濃度以下になり不足すると、燃焼は停止する。
3:酸素を含有する物質の燃焼でも、窒息消火が有効である。
4:除去消火とは、酸素の除去により消火する方法である。
5:燃焼物を物体で覆っても消火効果はない。
予想問題4-25
次のA~Dに示す電池について、起電力の大きい順に並べたものはどれか。
A ニッケル・水素蓄電池
B 鉛蓄電池
C リチウムイオン蓄電池
D アルカリマンガン乾電池
1:B>C>A>D
2:B>D>A>C
3:C>A>D>B
4:C>B>D>A
5:D>A>C>B
Home > 第4回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 基礎物理・基礎科学