Home > 第2回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 危険物の性質・火災
危険物の性質・火災
予想問題2-26
危険物の性質について、正しいものはどれか。
1:危険物には酸素を含有し酸素供給が無くても燃焼するものがある。
2:類が同じ危険物は同じ分子構造を持つ。
3:不燃性の危険物はない。
4:常温で気体、液体、固体の危険物がある。
5:酸化性の固体と液体は同じ類である。
予想問題2-27
第4類の危険物の一般的な性質について、誤っているものはどれか。
1:引火性を有する液体で、自然発火性を有するものが多い。
2:可燃性の蒸気は、空気と一定範囲の混合割合でなければ燃焼しない。
3:電気の不良導体で、静電気が蓄積されやすく、静電気の火花により引火することがある。
4:引火の危険性は、引火点が低い物質ほど高く、引火点の高い物質ほど低い。
5:発火点が100℃以下のものもある。
予想問題2-28
次の危険物のうち、引火点が0℃以下の組合せはどれか。
1:二硫化炭素、重油
2:トルエン、メチルアルコール
3:ジエチルエーテル、ガソリン
4:ベンゼン、エチルアルコール
5:アセトアルデヒド、軽油
予想問題2-29
1-ブタノールの性質として、誤っているものはどれか。
1:水に可溶である。
2:酸化するとブチルアルデヒド及び酪酸になる。
3:燃焼範囲は、約1.4~11.2vol%である。
4:皮膚や目などを刺激し、薬傷を起こす。
5:引火点と発火点は軽油とほぼ同じである。
予想問題2-30
アセトンの性質について、誤っているものはどれか。
1:無色透明な揮発性の液体である。
2:引火点は常温(20℃)より低い。
3:沸点は100℃より低い。
4:水に任意の割合で溶けるが、ジエチルエーテル、クロロホルムにはほとんど溶けない。
5:過酸化水素、硝酸と反応し、発火することがある。
予想問題2-31
灯油の性質について、正しいものはどれか。
1:水によく溶ける。
2:蒸気は、空気よりわずかに軽い。
3:自然発火しやすい。
4:引火点は、40℃以上である。
5:発火点は、100℃より低い。
予想問題2-32
第3石油類について、正しいものはどれか。
1:1気圧において0℃のとき液状であり、かつ引火点が70℃以上200℃未満のものである。
2:比重は、水より重い。
3:水溶性液体の指定数量は2,000L、非水溶性液体の指定数量は4,000Lである。
4:水溶性のものには、重油やエチレングリコールがある。
5:非水溶性のものには、クレオソート油やアリニンがある。
予想問題2-33
引火性液体の危険物を取り扱う際、静電気による火災を防止する措置として、誤っているものはどれか。
1:容器等に小分け作業をする場合は、蒸気及びミストを発散させないようにする。
2:タンク、容器、配管、ノズル等は、できる限り導電性のもの使用し、導体部分は接地する。
3:取扱い作業に従事する作業者の靴及び着衣は、絶縁性のある合成繊維のものを着用する。
4:十分な通風と換気を行い、可燃性蒸気の滞留を抑制する。
5:水を散布するなどして周囲の湿度を上げる。
予想問題2-34
軽油の性質として、誤っているものはどれか。
1:原油から分留した種々の炭化水素の混合物で、引火点は灯油より高く45℃以上である。
2:特有の臭気を有する液体である。
3:沸点は、水より低い。
4:酸化剤と混合すると、発火・爆発のおそれがある。
5:電気の不導体であり、流動によって静電気を発生しやすい。
予想問題2-35
危険物を容器またはタンクに収納する場合、可燃性蒸気の発生を抑制するため、液面に水を張って貯蔵する危険物はどれか。
1:酢酸エチル
2:アセトアルデヒド
3:酸化プロピレン
4:二硫化炭素
5:クレオソート油
Home > 第2回 予想問題と解答・解説(乙種第4類) > 危険物の性質・火災