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基礎物理・基礎科学
予想問題6-16
沸点と蒸発について、誤っているものはどれか。
1:液体は、沸点にならなければ蒸発しない。
2:気圧が高くなると、沸点も上昇する。
3:沸点が低い液体ほど蒸発しやすい。
4:液体内部から気泡が出て、激しく蒸発することを沸騰という。
5:外圧と液体の飽和蒸気圧が等しくなれば沸騰する。
予想問題6-17
次の文の[ ]内のA及びBに当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「物体と熱源との間に流体が存在するときには、流体は一般に温度が高くなると比重が小さくなるので上方に移動し、それによって物体に熱が伝わる。これが[ A ]による熱の伝わり方である。
しかし、熱源と物体との間に何もなく真空である場合にも熱は伝わる。太陽により地上の物体が暖められて温度が上がるのはこの例であって、このような熱の伝わり方を[ B ]と呼ぶ。」
1:A=伝導 B=対流
2:A=対流 B=放射
3:A=放射 B=伝導
4:A=伝導 B=放射
5:A=対流 B=伝導
予想問題6-18
静電気による火災の防止について、誤っているものはどれか。
1:湿度を上げて静電気の防止に努めた。
2:液体の危険物は流速を下げて静電気の防止に努めた。
3:従業員の衣服を化学繊維から綿素材へと変更した。
4:設備は接地せず静電気の防止に努めた。
5:除電器を使用してこまめに除電し静電気の防止に努めた。
予想問題6-19
酸素について、誤っているものはどれか。
1:液体酸素は淡青色である。
2:窒素と激しく反応する。
3:希ガス元素とは反応しない。
4:常温(20℃)では、いくら加圧しても液体にならない。
5:鉄、亜鉛またはアルミニウムとは、直接反応して酸化物を作る。
予想問題6-20
「すべての種類の気体は、同一圧力、同一温度、同一体積のとき、同じ数の分子を含む」という法則はどれか。
1:アボガドロの法則
2:定比例の法則
3:ボイルの法則
4:シャルルの法則
5:ボイル・シャルルの法則
予想問題6-21
燃焼に関する説明として、正しいものはどれか。
1:ガソリンのように、発生した蒸気がその液面上で燃焼することを表面燃焼という。
2:木材のように、熱分解生成ガスがまず燃焼することを内部(自己)燃焼という。
3:ニトロセルロースのように、分子内に含有する酸素によって燃焼することを、蒸発燃焼という。
4:木炭のように、蒸発することなくその表面が直接燃焼することを分解燃焼という。
5:硫黄のように、発生した蒸気が燃焼することを蒸発燃焼という。
予想問題6-22
可燃性ガスと空気の混合気体の燃焼範囲の説明として、誤っているものはどれか。
1:燃焼可能な混合気体の可燃性ガスの濃度範囲をいう。
2:可燃性ガスの種類により異なる。
3:同じ可燃性ガスでも、温度が高くなると、燃焼下限界の値は小さくなる。
4:同じ可燃性ガスでも、圧力が低くなると、燃焼範囲は狭くなる。
5:一般に、燃焼上限界が低く、燃焼下限界が高いものほど危険性が大きい。
予想問題6-23
一般に可燃物が最も燃えやすい条件となる組合せはどれか。
1:酸化=されやすい 熱伝導率=大きい 発熱量=小さい 酸素との接触面積=大きい
2:酸化=されにくい 熱伝導率=小さい 発熱量=大きい 酸素との接触面積=小さい
3:酸化=されやすい 熱伝導率=小さい 発熱量=小さい 酸素との接触面積=大きい
4:酸化=されにくい 熱伝導率=大きい 発熱量=大きい 酸素との接触面積=小さい
5:酸化=されやすい 熱伝導率=小さい 発熱量=大きい 酸素との接触面積=大きい
予想問題6-24
消火方法と消火効果の組合せについて、誤っているものはどれか。
1:水をかけて消火した-----冷却効果
2:息を吹きかけて消火した-----冷却効果
3:ガス栓を閉じて消火した-----除去効果
4:ハロゲン化物消火器を使用して消火した-----窒息効果、抑制効果
5:泡消火器を使用して消火した-----窒息効果、冷却効果
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