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基礎物理・基礎科学
予想問題3-16
水の性質について、誤っているものはどれか。
1:水の分子量は18である。
2:水は4℃で密度が最小となる。
3:食塩水の沸点は100℃より高い。
4:水の沸点は、圧力が上昇すると高くなる。
5:水の気化熱は2256.3J(539cal)である。
予想問題3-17
燃焼及び発火等に関する一般的説明として、正しいものはどれか。
1:静電気の発生しやすい物質ほど、燃焼が激しい。
2:ハロゲン元素を混合した気体の炭化水素は、常温(20℃)で発火する。
3:高引火点の可燃性液体でも、綿糸に染み込ませると容易に着火する。
4:比熱の大きい物質ほど、発火または着火しやすい。
5:気化熱の大きい物質ほど、燃焼温度が高い。
予想問題3-18
静電気の帯電について、誤っているものはどれか。
1:引火性液体に帯電すると、電気分解を起こす。
2:電気の不導体は帯電しやすい。
3:一般に合成繊維製品は、綿製品より帯電しやすい。
4:湿度が低いほうが帯電しやすい。
5:帯電防止策として、接地する方法がある。
予想問題3-19
物質の変化について、正しいものはどれか。
1:鉄板を温めると膨張するのは、化学変化である。
2:鉄板が折れ曲がるのは化学変化である。
3:鉄板が塩酸にとけるのは物理変化である。
4:鉄板が熱によりとけるのは、物理変化である。
5:鉄板がさびるのは、物理変化である。
予想問題3-20
標準状態(0℃、1気圧(1.013×105Pa))で体積が22.4Lの空気の質量は、次のうちどれか。
なお、空気は窒素(N2)と酸素(O2)が体積比4:1で混合した気体とし、N、Oの原子量はそれぞれ14、16とする。
1:14.4g
2:17.6g
3:25.6g
4:28.8g
5:32.0g
予想問題3-21
「気体体積は温度1℃上昇するごとに0℃のときの体積の1/273ずつ増加する」という法則はどれか。
1:ボイルの法則
2:シャルルの法則
3:ボイル・シャルルの法則
4:アボガドロの法則
5:定比例の法則
予想問題3-22
酸と塩基の説明について、誤っているものはどれか。
1:酸とは、水に溶けて水素イオンH+を生じる物質、または他の物質に水素イオンH+を与えることができる物質をいう。
2:塩基とは、水に溶けて水酸化物イオンOH-を生じる物質、または他の物質から水素イオンH+を受け取ることができる物質をいう。
3:酸は、赤色のリトマス紙を青色に変え、塩基は、青色のリトマス紙を赤色に変える。
4:酸性・塩基性の強弱は、水素イオン指数(pH)で表される。
5:中和とは、酸と塩基が反応し互いにその性質を打ち消しあうことをいう。
予想問題3-23
燃焼に関する説明について、誤っているものはどれか。
1:燃焼とは、光と熱の発生を伴う急激な酸化反応のことをいう。
2:燃焼には、燃料、空気及び温度の三つの要素が必要とされる。
3:引火点とは、燃料を空気中で加熱すると温度が徐々に上昇し、他から点火しないで自然に燃え始める最低の温度をいう。
4:燃焼範囲とは、発火可能な可燃性気体と空気との比率のことをいう。
5:自然発火とは、物質が常温の空気中で自然に発熱し、その熱が長時間蓄積されて発火点に達し、燃焼を起こす現象である。
予想問題3-24
粉じん爆発について、誤っているものはどれか。
1:可燃性固体の微粉が空中に浮遊しているときに、何らかの火源により爆発する現象をいう。
2:開放空間では爆発の危険性は低い。
3:粉じんが空気とよく混合している浮遊状態が必要である。
4:粉じんが大きい粒子の場合は、簡単に浮遊しないので爆発の危険性は低い。
5:有機化合物の粉じん爆発では、燃焼が完全になるので一酸化炭素が発生することはない。
予想問題3-25
消火剤とその効果の一般的説明として、誤っているものはどれか。
1:粉末消火剤は、燃焼を化学的に抑制する効果と窒息効果がある。
2:二酸化炭素消火剤は、空気中の酸素濃度を低下させて、窒息効果により消火する。
3:強化液消火剤は、燃焼の連鎖反応を断ち切る負触媒効果(抑制効果)により消火する。
4:泡消火器は、泡で燃焼を覆うので窒息効果があり、油火災に適する。
5:窒素消火剤は、空気中の酸素濃度を低下させて窒息効果により消火をする。
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