めまいや立ちくらみが時々ある高齢者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:勢いをつけて立ち上がることを勧める。
2:首を左右に振る体操をすることを勧める。
3:降圧薬の服用を勧める。
4:抗不安薬の服用を勧める。
5:転んでもけがをしないように部屋を片づけることを勧める。
答:5
1:誤り。勢いをつけて立ち上がると転倒のおそれがあり、また起立性低血圧による立ちくらみも起こしやすくなる。ゆっくり立ち上がることを勧めるのが適切な対応である。
2:誤り。首を左右に振る体操は、めまいや立ちくらみを増長するおそれがあるため適切とはいえない。
3:誤り。介護福祉職の判断で降圧薬の服用を勧めてはならない。医師による診断を勧めることが適切な対応である。
4:誤り。介護福祉職の判断で抗不安薬の服用を勧めてはならない。医師による診断を勧めることが適切な対応である。
5:正しい。めまいや立ちくらみに対し、転んでもけがをしないように部屋を片づけることを勧めることは適切な対応である。