加齢に伴う筋肉の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:70歳代までは、筋肉量は維持される。
2:タンパク質をとることは、筋肉量の維持に有効である。
3:高齢期になってからの運動は、筋肉量の増加には無効である。
4:筋肉量の減少の主要な原因は、悪性腫瘍(malignant tumor)の合併である。
5:筋肉量の減少は、下肢よりも上肢の方が顕著である。
答:2
1:誤り。筋肉量は20~30歳代をピークに、その後はだんだんと減少する。
2:正しい。タンパク質をとることは、筋肉量の維持に有効である。
3:誤り。高齢期になってからであっても、運動は筋肉量の増加に有効である。
4:誤り。筋肉量の減少の主要な原因には、加齢、病気、運動不足、栄養不良等がある。
5:誤り。筋肉量の減少は、上肢よりも下肢の方が顕著である。