エリクソン（Erikson,E.）の発達段階説に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
１：誕生から1歳頃までは、自分の行動のコントロールを身につける段階である。
２：3歳頃から6歳頃までは、自発的行動を通して主体性の感覚を学ぶ段階である。
３：12歳頃から20歳頃までは、勤勉性を身につける段階である。
４：20歳頃から30歳頃までは、心身共に自分らしさを身につける段階である。
５：30歳頃から60歳頃までは、社会全体や他者への信頼感を持つ段階である。
答：２
１：誤り。誕生から1歳頃まで（乳児期）は、他者への基本的信頼感を育む段階である。
２：正しい。3歳頃から6歳頃まで（遊戯期）は、自発的行動を通して主体性の感覚を学ぶ段階である。
３：誤り。12歳頃から20歳頃まで（青年期）は、自我同一性（アイデンティティ）を確立する段階である。
４：誤り。20歳頃から30歳頃まで（前成人期）は、親密性の適切なバランスを身につける段階である。
５：誤り。30歳頃から60歳頃まで（成人期）は、生殖性を身につけ世代性（次の世代を育てること）に関心を増す段階である。