パーキンソン病(Parkinson disease)の姿勢反射障害のある人の歩行介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:曲がり角では、勢いをつけて曲がってもらう。
2:曲がり角では、直角に曲がってもらう。
3:一度足を引いてから歩きだしてもらう。
4:支援者のペースに合わせて歩きだしてもらう。
5:階段よりスロープを歩いてもらう。
答:3
1:誤り。勢いをつけて曲がることは、バランスを崩して転倒するおそれがあり危険である。
2:誤り。直角に曲がることはバランスを崩しやすくなるため、大きく曲がることが適切である。
3:正しい。一度足を引いてから歩きだすことでスムーズに歩行できることがある。
4:誤り。利用者のペースに合わせて歩きだしてもらうことが大切である。
5:誤り。スロープなどの傾斜面はバランスがとりにくく転倒しやすいため、スロープよりも階段を歩くことが適切である。また階段はリズムが取りやすく歩きやすいという人も多い。