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第28回-問題34

Gさん(70歳、男性)は、双極性感情障害(bipolar affective disorder)があり、入退院を何度も繰り返してきた。最近、様々な考えがつながりもなく浮かんで多弁になる躁状態になり、訪問介護(ホームヘルプサービス)に来たH介護福祉職にも次々に話しかけてきた。
このときのH介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:「一度にいろいろ話すのはやめてください」

2:「また入院することになりますね」

3:「いつもより気分が高ぶっていますよ」

4:「私にはよく分かりませんが…」

5:「もっとお話を聞かせてください」

答:3

1:誤り。「一度にいろいろ話すのはやめてください」という話を拒否するような発言は適切とはいえない。

2:誤り。「また入院することになりますね」という脅しとも捉えられかねない発言は不適切である。

3:正しい。「いつもより気分が高ぶっていますよ」という声かけは、客観的事実を伝えるものであり適切な対応といえる。

4:誤り。「私にはよく分かりませんが…」というごまかして逃げるような発言は適切とはいえない。

5:誤り。「もっとお話を聞かせてください」という発言は、躁状態で多弁になっているGさんには不適切である。

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