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第28回-問題11

障害者基本法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1:障害者は、自助努力によって社会的障壁を解消しなければならない。

2:政府は、「障害者基本計画」を策定しなければならない。

3:都道府県は、障害者政策委員会を設置しなければならない。

4:「障害者差別解消法」の制定に伴って、差別の禁止に関する条文は削除された。

5:基本的施策に防災及び防犯に関する記述はない。

(注)
1 「障害者基本計画」とは、「障害者のための施策に関する基本的な計画」のことである。
2 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。

答:2

1:誤り。障害者基本法第四条において、「社会的障壁の除去は、その実施について必要かつ合理的な配慮がされなければならない」と定められている。

2:正しい。政府は、「障害者基本計画」を策定しなければならない。

3:誤り。障害者政策委員会は、内閣府に設置される。

4:誤り。障害者基本法第四条において差別の禁止が定められている。この障害者基本法の基本的な理念に基づいて「障害者差別解消法」が制定された。

5:誤り。障害者基本法第第二十六条において、「国及び地方公共団体は、防災及び防犯に関し必要な施策を講じなければならない」と定められている。

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