Home > 第27回試験問題と解答・解説 > こころとからだのしくみ
こころとからだのしくみ
第27回-問題97
記憶に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1:短期記憶では、膨大な情報の貯蔵が可能である。
2:記憶には、記銘と保持と想起の3つの過程がある。
3:手続き記憶とは、自分に起こった出来事に関する記憶である。
4:エピソード記憶とは、一般的な知識についての記憶である。
5:記憶の処理は、中脳で行われる。
第27回-問題98
関節運動とその主動作筋(主として働く筋肉)の組合わせとして、正しいものを1つ選びなさい。
1:肩関節外転-----上腕二頭筋
2:手関節屈曲-----上腕三頭筋
3:股関節屈曲-----腸腰筋
4:股関節伸展-----腹直筋
5:足関節伸展-----下腿三頭筋
第27回-問題99
糖尿病(diabetesmellitus)のある人の身支度の介護で、異変の有無について特に観察すべき部位として、適切なものを1つ選びなさい。
1:毛髪
2:耳介
3:鼻腔
4:手指
5:足趾(指)
第27回-問題102
食事のたんぱく質制限が必要な疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
1:胃潰瘍(gastric ulcer)
2:尿毒症(uremia)
3:痛風(gout)
4:脂質異常症(dyslipidemia)
5:狭心症(angina pectoris)
第27回-問題103
入浴による静水圧の直接的な作用として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1:毛細血管の拡張
2:関節への負担の軽減
3:下肢のむくみの軽減
4:体重による負担の軽減
5:老廃物の排泄の促進
第27回-問題104
弛緩性便秘の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
1:大腸の蠕動運動の低下
2:過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome)
3:自律神経の失調
4:排便反射の低下
5:大腸がん(colorectal cancer)
第27回-問題105
多尿の原因として、正しいものを1つ選びなさい。
1:脱水
2:副交感神経優位
3:前立腺肥大症(prostatic hypertrophy)
4:ビタミンC(vitamin C)の過剰摂取
5:糖尿病(diabetes mellitus)
第27回-問題106
睡眠に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1:ヒトは下垂体に体内時計がある。
2:抗ヒスタミン薬は覚醒作用がある。
3:睡眠は深さよりも長さが重要となる。
4:レム睡眠は30分ごとに繰り返し出現する。
5:最も深い眠りの段階はノンレム睡眠である。
第27回-問題107
睡眠障害に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1:入眠障害とは、眠りが浅く途中で何度も目が覚めることである。
2:レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome)は、早朝覚醒の原因となる。
3:睡眠が不足すると、副交感神経が活発になる。
4:肥満は、睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome)の原因となる。
5:周期性四肢運動障害は、睡眠中に大声の寝言や激しい動作を伴う。
第27回-問題108
Fさん(72歳、男性)は数か月前から食欲不振があり、体重も減少した。市内の総合病院を受診したところ、末期の胃がん(gastric cancer)と診断され、緩和医療を受けることを勧められた。
Fさんの今の心情を、キューブラー・ロス(Kubler-Ross,E.)の提唱した心理過程の第1段階に当てはめた表現として、適切なものを1つ選びなさい。
1:「病気を治すためなら、財産を全部使ってもいい」
2:「なぜ私だけが病気になって、死ななければならないのか」
3:「診断は何かの間違いで、とても信じられない」
4:「死は誰にでも訪れる自然なことだから、受け入れよう」
5:「末期がんなら、何をしてもどうせ無駄だ」
Home > 第27回試験問題と解答・解説 > こころとからだのしくみ