肝疾患(liver disease)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1:A型肝炎(hepatitis A)は、輸血後に発症することが多い。
2:B型肝炎(hepatitis B)は、慢性肝炎(chronic hepatitis)になることはない。
3:C型肝炎(hepatitis C)は、進行すると、肝硬変(liver cirrhosis)、肝がん(liver cancer)へと病態が変化していくことが多い。
4:E型肝炎(hepatitis E)は、日本国内のウイルス肝炎(viral hepatitis)の大部分を占める。
5:アルコール性肝障害(alcoholic liver injury)は、肝硬変(liver cirrhosis)に進行することはない。
答:3
1:誤り。A型肝炎は、経口感染により発症することが多い。
2:誤り。B型肝炎は、慢性肝炎になることが多い。
3:正しい。C型肝炎は、進行すると、肝硬変、肝がんへと病態が変化していくことが多い。
4:誤り。日本国内では、A型肝炎・B型肝炎・C型肝炎が多く、E型肝炎は発展途上国を中心に流行している。
5:誤り。アルコール性肝障害は、肝硬変に進行することがある。