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第25回-問題105

Gさんは、脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左上下肢に麻痺があり、車いすで生活している。訪問介護員(ホームヘルパー)がGさんの入浴の介護のために訪問したところ、仙骨部の皮膚が赤くなっていることに気付いた。皮膚にびらんは認められない。痛みも特に感じないという。
Gさんの入浴の介護の注意点として、適切なものを1つ選びなさい。

1:入浴は中止する。

2:入浴時間を短縮する。

3:入浴は行い、変色した部分をこすらず洗い流す。

4:入浴は行い、変色した部分をマッサージする。

5:入浴は行い、変色した部分に湿布を貼る。

答:3

1:誤り。入浴は清潔保持と血行促進により褥瘡の予防になるため、入浴を中止する必要はない。

2:誤り。Gさんの症状では入浴時間を短縮する必要はない。

3:正しい。入浴は行い、変色した部分をこすらず洗い流すことが適切である。

4:誤り。変色した部分をマッサージすると、軟部組織の損傷と炎症を進行させるおそれがある。

5:誤り。変色した部分に湿布を貼ると、刺激が強く褥瘡を悪化させるおそれがある。

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