Home > 生活支援技術 > 第25回-問題59

第25回-問題59

Mさん(98歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。主治医からは、「終末期にある」と言われている。現在、食事量が少なくなり、衰弱している。面会に来る家族には、以前から「私は、悪くなったらここで最期を迎えたい」と話している。
終末期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1:Mさんの入院を家族に勧める。

2:看取りに関する家族の意向は、入所時に確認すれば十分である。

3:Mさんの食べたい物を確認し、提供する。

4:口腔ケアは控える。

5:家族が介護することを希望しても、職員で行う。

答:3

1:誤り。Mさんは施設での最期を希望しており、家族に入院を勧めることは適切ではない。

2:誤り。看取りに関する家族の意向は、入所時だけでなく、状況に応じてその都度確認する必要がある。

3:正しい。Mさんの食べたい物を確認して提供することが、食事量の確保と欲求の充足のために大切なことである。

4:誤り。誤嚥性肺炎の防止や健康維持のため、終末期であっても口腔ケアは重要である。

5:誤り。家族が一緒に過ごす時間を増やすため、家族が介護することを希望した場合には、できるだけ介護に参加してもらうことが適切な対応といえる。

スポンサーリンク

Home > 生活支援技術 > 第25回-問題59

Page Top

© 2011-2022 過去問.com